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2007/09/26

米糠納豆ボカシ肥作り

<米糠納豆ボカシ肥作り>

「現代農業2004年1月号」に掲載されていた、

米糠納豆ボカシ肥の作り方の記事を見て

ボカシを作ったのが始めてだが、

野菜作り・花作りで効果が実感できるので

それ以来ずっと作り続けている。

 この頃は、かなりシンプルな作り方に落ち着いている。

<効果>

納豆菌は、30種類以上の植物病原菌の働きを

抑制するための抗菌物質を作り出すそうで、

特に、”鉄キレート物質”は病原菌の栄養物質である”鉄分”

を与えないように働くなど、病原菌の活動を抑制する効果がある。

もちろん有機肥料の役目もするが、

納豆菌によって養分がイオン化しているので

植物の根から養分吸収しやすい状態になっている。

<準備するもの>

米糠 約15kg (200~300円程度)

 (少量でよい場合は、適当量でOK)

納豆1パック(30円程度)

 3~4リットル 

・衣装ケースやベランダコンテナなどのプラ容器

古新聞米用紙袋(30kg用)

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ベラコンに”米ヌカ”を入れる。

(写真は約20kgの”米ヌカ”)

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ジョロで少しずつ水を掛けながらかき混ぜる。 

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水分のバラツキがないように、丁寧に”ヌカ”を混ぜる。

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<重要>ヌカを強く握ると団子になるが、

軽く握るとポロリと崩れる程度の水分量になればOK。

 感覚的にはオカラがパサパサになった程度の

 水分量ぐらいが丁度良い水分量だが、

 水分量が多いと腐敗菌の方が繁殖して失敗してしまう為、

 慣れないうちは、水分量をやや少なめにする方が失敗がない。 

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納豆ぬるま湯に溶いて、流し込む。

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20kgの”ヌカ”でも納豆1パックで大丈夫。

070920nattobokasi0007_2

乾燥防止の為に”米用紙袋”を軽く被せる。

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蓋を閉めて、雨の当たらない暖かいベランダなどに置く。

写真のベラコンは、蓋に隙間があると、

ハエやブヨが入って困るので、

蓋に穴を空けて網戸ネットを貼り付けて工夫している。

<注意> 密閉しないこと。 

納豆菌が活動するのに空気が必要な事と、

活動中の水蒸気を適度に飛ばす為。

070920nattobokasi0009

”切り替えし”用にはミニスコップぐらいが丁度良い。

 写真は、百均ショップで買ったミニスコに木の枝を

 取り付けて取り扱いやすいように工夫したもの。

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折角だからルーターで双葉のデザインを彫りこんでみた!

毎日、朝夕の2回 ロングランで”切り替えし”(混ぜる)

の必要があるので、

ささやかな気分転換になればと・・・(笑) 

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2~3日後には、納豆菌が活発に活動を始め、

乾燥防止用の紙袋の上に水滴が溜まる程になる。 

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毎日、朝と夕の2回”切り替えし”をして、

納豆菌の為に空気を含ませてやるようにする。

発酵が進むと甘酸っぱい匂いがするようになり、

発酵がピークの時は温度が約50℃以上にもなる。

 

2~3週間ぐらい経つと、ヌカがサラサラになり、

急に温度が常温に下がるので、

その時がボカシ肥の完成。

 

紙袋に入れて、陽の当たらない場所で保管すれば、

約2ヶ月は保存可能だが、水分がまだある状態のまま

袋の中に入れて保存してしまうとカビが発生するので注意。

 

P.S.

次回また納豆ボカシ肥を作る場合は、

完成した納豆ボカシ肥を混ぜ込んで使用すれば納豆は必要ない。

<おまけ>

”天恵緑汁発酵液”を作って”米糠天恵緑汁ボカシ肥”

や、”米糠酒粕ボカシ肥”などを作ってみたが、

それぞれ一長一短ある事が解った。

結局、米糠納豆ボカシ肥が一番手軽で無難なようだ!

●蓬の葉で発酵液を作ってボカシを作ってみた。

●生パインの葉と実から発酵液を作ってボカシを作ってみた。

●酒粕で発酵液を作ってボカシを作ってみた。

●EM菌でボカシを作ってみた。

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「堆肥」「ボカシ」「自然農薬」作り」カテゴリの記事

コメント

チョコミントさんの手間を惜しまぬ熱意と、納豆菌のパワーに感動しました!
お手製の柄をつけたスコップもいいですね。

え~!ボカシってなんですか!?(@_@;)
私の実家は私が子供の頃は農業やっていたんですが、
私はなんにも知らないんです。(収穫の手伝いくらいしか・・・)
ウィキでボカシを見てみましたが・・・ウーン(=_=;)
私も家庭菜園でいろいろつまづき中。こういうところから見ていかないと
いけないですねー。ほんとは。(ちょっとまだ私には難解なんですが)
チョコミントさんのやってらっしゃることは興味深いです。
納豆菌をこのように使うなんて、おもしろいですね!
(柄に双葉マーク付けるとオシャレでいいですね♪)

我が家も作ってます
これクミンブログに紹介させて下さい
宜しくお願いします

お待ちしておりました ^^
わかりやすく解説していただき、ありがとうございます。
我が家の永久保存版にいたします。
空気穴やミニスコなど、いろいろ工夫されているのですね。
水加減が難しそうです。
納豆を食べる時はよ~くかき混ぜますが、これはネバネバを出さなくて良いのですか?
毎日2回の切り返しは・・・大変そう。しかも、3週間も続けるとは・・・ふぅ・・・
作る時期にこだわりはありますか?夏場はダメとか・・・今の時期がいいとか・・・
あと、完成したボカシの使い方を教えていただけると嬉しいです。
納豆パワーが畑でいかされるなんて、驚きました。
試してみたいけど、私に作れるかしら・・・

>めりっささん

実は、手間隙を掛けるのは
好きじゃないのですが、
好奇心が強いタイプなので、
興味本位がエネルギーになっているような・・・
(笑)

>ぽむさん

近年の家庭菜園ブームとインターネットが
普及するようになってからですから、
知らない人もまだまだ多いようですよ!

ボカシを簡単に説明すると、
微生物や菌を繁殖させて、「発酵有機資材」
としたものです。
ボカシと初めて呼ばれたのは、
EM菌で作る「EMボカシ」からのようです。

納豆菌は、稲に付着しているものですから、
人間との付合いは凄く長いですし、
今後も人と有効微生物や有益菌などとは
バランス良く共生したいものですね!

>クミンさん

納豆ボカシの効果は、
クミン菜園の元気に育っている野菜達を
見れば分かりますよね!

ブログ紹介は、よろしければ、
どうぞどうぞ!(^・^)
フリーリンクですので!

>のんのんさん

アバウト説明ですから保存版とは恐縮します^_^;
水加減は、慣れれば簡単なものですが、
少なめにしておけば、
後でも水は追加できますので大丈夫です。
納豆は、賞味期限が切れたぐらいの頃の納豆を
使用する方がいいですが、混ぜ方などは全然
気にしなくてOKですよ!

朝、蓋を開ければ湯気が立つので、
納豆菌が元気に活動しているのが実感できます。
”切り返し”をしてあげると更に元気になるが、
放っておけば元気がなくなるので、
自分が世話をしてあげている実感も湧きますし、
丁度、ペットの世話のような感覚になるので、
苦痛には感じなくなりますよ!

作る時期は、1年中作れますが、
夏場は、発酵が速い反面、
匂いでブヨやハエなどが寄り付きやすいのが難点です。
冬場は、気温が低いので発酵が遅くなりますが、
ブヨなどが来ないのが良いです。
お勧めは、春と秋かな・・・
(冬場は、低温に強い”酒粕米糠ボカシ”
の方が有利です。)

使い方ですが、
”油粕”や”48”と同じような感覚で使えますが、
必ず土に埋め込むか混ぜ込むようにして、
納豆菌が土の中で繁殖しやすいように
施肥して下さい。
(他にも色々とテクニックがありますので、
ブログで時々紹介させて頂きます)

納豆米糠ボカシ肥とは手がこんでますねー
これだけ時間と愛情を注ぐんだから
いいものが出来るはずだ” 他にもテクニック
あるそうですが、興味深く心待ちしています

>よしべえさん

琉球大学農学部の比嘉教授がEM菌(有効微生物群)
を発見されたのがルーツになるみたいですが、
EMボカシ・BMボカシ・納豆ボカシ・メタンボカシ
・天恵緑汁ボカシなどなど 
農薬に頼らない自然農法として、ありとあらゆる微生
や菌の活用(利用)が、盛んになっいるようです。

農業雑誌などでよく紹介されてはいますが、
どれもが一長一短あり、種類や方法も多すぎる為、
情報を取り入れつつ、何年経っても初心を忘れずに、
自分の菜園に合うやり方を模索しながら
経験を積んで行くしかないと思っています。
これからもお互いに頑張りましょう

米ぬかと納豆でぼかしを作りました。一週間で温度が上がり二日後に下がって成功と思っていたのですが 袋に入れる事なく作った容器にそのまま入れ日に二回ほど混ぜていたら 小石程の大きさの塊が現れてきました。これはカビなのでしょうか。

ひさこさん

こんにちは!

>小石程の大きさの塊が現れてきました。これはカビなのでしょうか。
いえ、多分それはカビではない筈です。
手で潰すと、白い菌糸が沢山ある
塊になっていると思いますよ!
容器と接触する周りに青カビが発生する場合が
ありますが、
その場合は、
色が変わってカビ臭もするので分かります。
そのカビの部分を除去して使えば大丈夫です。

ボカシを作っている時には
どうしても塊は出来ますが、
カビではありませんのでそのまま使えます。
気になるようでしたら篩でふるって選別して
大きな塊は手で潰せば大丈夫ですよ!

ほっとしました。さっそく庭にまき土作りをします。ありがとうございました。

ひさこさん

ボカシを利用すると効果が感じられると思いますよ!
今後ともどうぞよろしくお願いしますね!

早速、米ぬかを自動精米所から手に入れ、納豆を買い、作ってみました。冬場に作りましたので一ヶ月位かかったかな、なんとか出来たと思います。生ゴミ堆肥の促進用と、庭木の寒肥と両方に使ったのであっという間になくなりました。今、第二弾を作成中です。これから暖かくなってきて、野菜作りの季節に入りますが、この納豆米ぬかぼかしは畑の元肥に利用してもよいでしょうか?面積は10平米位あります。利用できるとしたら、何か注意する点はありますでしょうか?

edybodyさん

気温が低い冬場に作ると1か月ぐらいかかりますね~
今ぐらいの時期に(春頃)に作ると2週間ぐらいで
出来上がるのではないでしょうか?

>この納豆米ぬかぼかしは畑の元肥に利用しても
>よいでしょうか?面積は10平米位あります。
>利用できるとしたら、何か注意する点はありますでしょうか?
もちろん元肥や追肥でも利用できますよ!
できれば、
モミガラ燻炭など(炭を砕いたものでもOK)
も一緒に混ぜ込むと微生物菌の住み家になるので
より効果がでます。
モミガラ燻炭が手に入らない場合は
それはそれでも大丈夫ですけどね~

私は、モミガラ燻炭やバークや堆肥などと一緒に
ボカシを混ぜて施肥するようにしています。

そうですか。ヽ(´▽`)/では早速、ブレンドして元肥と追肥のダブルで今年は野菜作りにチャレンジしようと思います。幸運なことに市民農園も当たりましたのでたくさんぼかしが要りそうです。アドバイスありがとうございました。

edybodyさん

市民農園で野菜を作られるのですね!
ぜひ頑張って野菜作りの楽しみを味わって下さいね!

市民農園の方の野菜作りが進んで、この米糠納豆ぼかしが大活躍しています。ズッキーニはものすごい大きさになってまわりの人がびっくりしています。家の庭に畑、市民農園の畑と3カ所でこのぼかしを使っていますのですぐなくなり、2〜3日前からまたぼかしをつくっているのですが、昨日米糠が熱々になって容器のふたに水滴がびっしりついていたのですが、今日は急に温度が冷たくなりました。出来上がりには早すぎると思うのですが、失敗したのでしょうか?

edybodyさん

米糠納豆ボカシを市民農園でも利用されて
効果が出ているようで私も嬉しい限りです!
おっしゃるように野菜の生りが
良くなるのが実感できるようになりますよね~
野菜作りも花作りも、土づくりが基本ですからね!

>2~3日前からまたぼかしをつくっているのですが、
>昨日米糠が熱々になって容器のふたに水滴が
>びっしりついていたのですが、
>今日は急に温度が冷たくなりました。
現物を見る事が出来ないので状態や原因が
良く分からないのですが・・

文面から私が推測するに、次のような状態ではないでしょうか?

1、気温が高くなって来たので菌の活動も非常に活発になってきます。
  あまり高温になりすぎると菌が自身の発酵熱で
  死滅してしまうことがあります。
 <対策>
  長時間50℃を超えるようであれば、
  かぶせている紙蓋を取り外し、
  容器の蓋もズラすなどして温度を下げてやる必要があります。
  もし、死滅させてしまったとしても、
  その状態に、更にヌカを足して再度水分量を整えてから、
  納豆菌を再投入して撹拌してやれば大丈夫です。

2、活動が活発な時は容器の蓋に沢山水滴がつきますが、
  雨の日は湿度が高いので特に水滴は多くなります。
  しかし、2~3日で完成することはないので
  水分量が多すぎる状態で、尚且つ酸素不足状態になってしまって
  活動が(発酵が)鈍っている状態が考えられます。
 <対策>
  少しヌカを足して水分量を下げてやり
  切り替えしをしっかりしてやると
  再度、活動が活発になってくる筈です。

水分が多すぎると腐敗菌が繁殖して腐敗臭がするようになりますが、
腐敗臭がしない状態でしたら失敗という事はまずない筈です。
おそらく2、の状態のような気がしますが・・・

早速のアドバイスありがとうございます。今日納豆を少し足しました。温度は低いですが、甘い良い香りはずっとしていますので、温度を下げるようにしてゆっくり発酵してもらえるよう様子をみたいと思います。梅雨入りが早かったので湿気も多いかもしれないですね。紙フタもはずしてみます。布のカバーだけでも十分かもしれないですね。がんばってみます。ありがとうございました。

チョコミントさん、糠がまた復活したようです。温度があがって活発に発酵しているようです。紙フタは取り除いたままです。少し欲張って初めて大量に作っているので混ぜるときが大変ですが、良い香りを楽しみながら作業に励んでいます。じゃがいもの収穫がそろそろはじまりますので、その後はこの米糠納豆ぼかしを元肥、追肥に利用して小豆を育てようと思っています。アドバイス、本当にありがとうございました。

edybodyさん

再活動を始めたようで良かったですね~
酸欠状態で活動が鈍っていたみたいですね!
>良い香りを楽しみながら作業に励んでいます。
良い香りに感じるとおっしゃていらっしゃるという事は、
すっかり米糠納豆ボカシ作りに慣れて
いらっしゃる証ですね~!

edybodyさんは色んな種類の野菜を
作っていらっしゃるようなので、
ブログ公開なさった時には教えて下さいね!

チョコミントさん、2〜3日前に米糠納豆ぼかし完成しました。2週間少しかかりました。失敗か、と思うこともありましたが、チョコミントさんのおかげで無事作ることが出来ました。ありがとうございました。今年は空梅雨で市民農園の野菜達の管理が大変です。その農園には水道施設がないので毎日水運びと水やりに明け暮れています。家の菜園ではレタスの収穫が終わりましたので、このボカシと木炭を砕いたものをいれて土に活力を与えようと思います。市民農園の畑の土と、家の菜園の土の力の違いを日々実感しています。日当りの差も大きいかもしれないですが、ふかふか感が全く違います。なんとか、家の菜園の土もこの米糠ぼかしの力を借りてふかふかにするのが私の目標です。o(*^▽^*)o

edybodyさん

ボカシが無事完成したようで良かったですね!

>ふかふか感が全く違います
土壌に含まれる有機質の量の違いなので、
コンポストなどを利用して
野菜クズや落ち葉や雑草などを投入して
堆肥を作り、完成した堆肥を土に混ぜ込むようにすると、
徐々に土が肥えてふかふかになってきます。

スペースの関係などでコンポスト堆肥作りなどが
難しいようでしたら、
市販のバーク堆肥を利用するのもいいですよ!
或いは、市民農園の方で野菜残渣や雑草を利用して
野積み堆肥作りをし、
自宅菜園で利用されるのもいいかと思いますよ!


チョコミントさん、いつも丁寧なアドバイスありがとうございます。家の横が少し谷になっていて自然の木が生い茂っています。落ち葉は年中そこに落ちています。これを使って土作りしようと思います。腐葉土にすれば良いのですよね?かなりの量が要るかもしれないですが、がんばります。ありがとうございました。(o^-^o)

edybodyさん

いえ、edybodyさんが頑張って実践なさっていらっしゃる
から効果が出ているからですよ!
CMはほんの少しのアドバイスだけですから・・・

あっ! 落ち葉が簡単に手に入るのですね!
でしたら、落ち葉とほんの少しの納豆ボカシを
利用して落ち葉で堆肥が出来ますよ!
もちろん落ち葉だけでも堆肥はできますが、
発酵菌があった方が堆肥化するのが早いんです。
もし、作り方をご存じない場合は、
簡単に説明しても構いませんけど・・・

チョコミントさん、いつもすみません。できたら納豆ボカシを利用した落ち葉堆肥の作り方を教えていただけませんでしょうか?自宅の庭で作りたいと思いますが、あまり広いスペースはありません。あと、どんな葉っぱでもよいのでしょうか?それも併せて教えていただけたらうれしいです。よろしくお願いします。(*´v゚*)ゞ

edybodyさん

それでは、簡単に説明してみますね!

>どんな葉っぱでもよいのでしょうか?
広葉樹の落ち葉であれば大体OKですが、
秋に紅葉もしくは黄葉する葉が適してます。
しかし、銀杏の葉は堆肥化するのが遅いです。
(針葉樹でも作れない訳ではありませんが、
堆肥化するのに日数がかかり過ぎる)

<準備>
・出来れば簡単に木枠を作った方がいいのですが、
 無くても大丈夫です。
・場所は、雨が降っても水溜りが出来ない場所を確保
・ブルーシートとジョロとゴム長靴を準備

<手順>
(1m角ぐらいの広さの木枠無しで作る場合の
 手順で説明します)

1、落ち葉を拾い集めて10~20㎝ぐらい積み、
  ジョロで軽く散水した後に
  軽く踏みながら押さえる。
2、一つかみ程度の納豆ボカシをパラパラと降りかける。
3、再度、落ち葉を10~20㎝ぐらい積み重ねてから、
  軽く散水してから全体を踏みならした後、
  2、の作業を行う。
4、後は同じことを繰り返し、
  1mぐらいの高さになるまで繰りかえすと
  落ち葉の山が出来る。
5、山全体を覆うようにブルーシートを被せ、
  風で飛ばさされないよう石などで
  数か所押さえておく。
6、山の周りに軽く排水用の溝を掘り、
  雨が降った時にびちゃびちゃに
  ならないようにしておく。
7、1か月に一度ぐらい切り替えしをすると、
  数か月後には落ち葉堆肥が完成

<注意>
・落ち葉の湿り具合で散水量を加減する必要があり、
 濡れている場合は散水しません。
 パサパサに乾燥している場合は、
 菌が繁殖するのに適度な水分量が必要なので、
 散水する必要があります。

・切り返しの時にも、適度な水分量になるよう
 水分調整する必要がありますが、
 水分量が多いようだったら
 しばらくシートを空けて水分が蒸発させる
 ようにします。

・堆肥の発酵が完全になるよう出来る限り
 日数を置いた方が良いので、
 1年ぐらい覚悟しておいた方が
 いいですが、場所確保がむずかしい場合は、
 ある程度完成した状態(未熟状態)
 になった段階で(土などが入っていた)
 ポリ袋に詰めて庭の片隅に積んで
 おいても良いです。
 (雨が袋の中に入って水分過多になると
  腐ってしまうので注意が必要です)

・納豆ボカシの量が多い場合や、台所の野菜クズ
 などが多いとウジがわくので
 量が多すぎないように注意。

・抜いた雑草も適度に混ぜ込んでも大丈夫ですが、
 多すぎると発酵が遅くなります。

以上のような感じですが、
分からない点がおありでしたら、
また質問して下さると
私が分かる範囲でお答えさせて頂きますね!

チョコミントさん、よくわかりました。早速作ってみます。冬場は家庭菜園の方は、かなり日照不足になりますので休畑し、そのスペースを落ち葉堆肥作りに利用してふかふかの土作りをしたいと思います。市民農園の方ではズッキーニの収穫がそろそろ終わり、ナスビを毎日収穫しています。じゃがいもも晴れの日が続いたらそろそろ掘り起こそうと思っています。トウモロコシは今アワノメイガの幼虫に一部やられ、どうやってこの虫からトウモロコシを守ろうかとあれこれ考え中ですが、どうも農薬を使うしかないようですね。鳥や、狸から守ることばかりに時間を費やして、虫の産卵に気づかなかったのが悔やまれます。。。。(ρ_;)万が一のことを考えて家庭菜園のほうでもコーンは栽培していますがトウモロコシ栽培は私には難しいようです。
  今年から始めた家庭菜園と市民農園での野菜作り、チョコミントさんのブログは私にとっては野菜作りの教科書のような感じです。庭木の手入れも初心者ですのでまたわからないことがあればアドバイスしていただけたらなと思います。ありがとうございました。

家の菜園の土にコガネムシがわきました。去年の6月に今の家に引っ越してきて南側に空きスペースがあったので宅地用の真佐土やその下の粘土質の土層を掘り起こして処分し、市販の腐葉土や家庭菜園用培養土と牛糞一袋を入れて即席の菜園を作りました。今年の春より喜んで野菜作りをしていたのですが、どうも小ハエが土の表面に多いなと思い、少し掘り起こしてみたところコガネムシの幼虫が続々とでてきました。わいてしまったものはしかたないのですが、土の消毒というか、今後どうしたら良いか教えていただけませんでしょうか。。。。(u_u。)

edybodyさん

コガネムシには悩まさせられますよね~
市販の腐葉土の中にコガネムシの卵が産み付けられて
いたみたいですね~
一度コガネムシを発生させると、
成虫がまた夏に土中に卵を産み付け、
そして孵化して幼虫状態で越冬して
来春にまた発生するようになるので
やっかいになりますね!

薬剤を散布するのが効果的だとは思いますが、
CMは無農薬栽培をしているので、
コガネムシの薬剤散布等については良く知りません。

無農薬栽培でしたら春頃に土を30センチ深さぐらいに
掘り起こして幼虫を見つけて全て補殺するしか
方法はないように思います。
薬剤を使用しないで退治する他の方法は
残念ながら知りません。

コガネムシは芝生の根が好きなので、
芝生があると土こぶが出来ますが、
この土こぶはコガネムシの仕業です!
CMは、芝生を全部掘り起こして(剥いで)コガネムシの
幼虫を全て補殺した事がありますが、
数えきれないほどの数でした。
なので、今は芝生は植えていません。

堆肥を沢山投入して有機質たっぷりのフカフカ土にすると、
コガネムシなどが喜んで卵を産み付けるというデメリットが
発生するようになるので、
無農薬有機質栽培というのは非常に苦労が
多くて大変だと思いますね!

いいアドバスが出来なくてすみません!

コガネムシは腐葉土が好物でしたか、知りませんでした。良い土作りと、害虫の寝床を作るのは紙一重なんですね。一匹づつ捕殺しようと思います。たいした広さの菜園ではないので今育てている野菜の収穫を終えたら何も植えず、地道にやりたいと思います。。。がんばります。ありがとうございました。(^-^;

初めまして、隼と申します。
実は、ひょんな切っ掛けから元畑地を十七坪程再開する事になり、堆肥とは何ぞや?肥料とは何だ?元肥え?
つまり、ど素人が大胆にも家庭菜園に挑戦している次第です。
ヌカだけは大量(米袋換算で七袋程度)あり、肥料化を探していたら「チョコミント」さんの「納豆ぼかし」にたどり着きました。
さて、其処で疑問が有りまして、元肥えにする時の単位量でです。面積当たりの使用量が判りませんので、出来ましたら適正量(やり過ぎの可否)を御教授頂ければ幸いです。
それから、長期保存の場合の最良方法等が有りましたら合わせてお願い致します。
(何せ多量に有りますので・・・)

隼さん

訪問ありがとうございます!

菜園が17坪とは十分過ぎる広さですね!

米糠納豆ボカシは、どちらかと言えば追肥が適していますが、
元肥として利用する事もできます。
唯、ボカシは即効性があるので元肥としての施肥量が多いと
肥料ヤケ障害などの問題もあるので少なめに使用することが大切です。

それと堆肥などと合わせるようにして施肥しますが、
量的には土の状態に左右されるので一概に言えません。
施肥量が多いと(肥料やけを起こす)問題もあるので、
最初はできるだけ少な目に施肥し、
(土に混ぜたら消えて分からなくなるぐらいの量)
作物の生育状況や葉色を観察しながら
まめに少しずつ追肥する方が良いと思いますよ!

>長期保存の場合の最良方法等が有りましたら合わせてお願い致します。
夏場だと変質したり虫が湧くので、
生ヌカは低温保存する事がベストです。
玄米の低温保存庫が大体15℃ぐらいですが、虫の発生を押さえるには
大体そのぐらいの低温で保存する必要があります。
低温保存倉庫を利用できない場合は、
長期保存は諦めた方が賢明だと私は思いますよ!

生ヌカをボカシ肥にして保存する場合でも夏場だとカビが発生する
などなかなか難しいので1か月で使い切れる量に
する方がいいと思います。

蛇足ですが、
大量にヌカがある場合は米糠回収業者に売却するという方法もありますが、
30㎏米袋にヌカを詰めた1袋(15㎏詰め)が
50円~100円程度?でしょうから
夏場はヌカを保存はせずに余分な量は
菜園をされている仲間などに差し上げ、
早めに処理する方がいいのかも知れませんね~・・・

早速の御返信有難う御座います。

納豆投入の次の日から混ぜてしまったのはフライングでしたでしょうか?

ひょんな切っ掛けとは、友人(農家です)に冗談で「耕運機貸して」と言ったら本当に持って来てくれたので仕方なく・・・
取りあえず「ヌカだけ(使い方も知らずに)」を集めようと、無人精米所を片っぱしから回って集めた結果でした。バカみたい()。
余ったヌカは従兄にでも差し上げる事にします。
従兄も家庭菜園をしてますので、と言っても百五十坪強を一人で楽しんでますが・・・
何せ、南東北の田舎ですから土地だけは有ります()。

質問ばかりで申し訳ありませんが、ご回答宜しくお願いします。

隼さん

>納豆投入の次の日から混ぜてしまったのは
>フライングでしたでしょうか?
大丈夫ですよ!
夏場は微生物が活発になるので、
切り替えしをしっかりする方が良いですよ!
(1日に何回も切り替えしする方が良いです)

ヌカが大量にあったのは、そういう事だったのですね!
耕運機が使えるようでしたら、
生ヌカを撒いた後、耕運機で耕すと(撹拌すると)
少々多くても大丈夫だと思いますよ!
7袋全部撒いたとしても、坪あたり0.4袋程度なので
最初ぐらいは大丈夫と思いますけど・・・

私もその程度蒔いた事経験がありますが、
ミミズがかなり増えましたよ!
しかし、繰り返すことは止めた方が良いですね!、
余分に蒔いてしまった翌年は、
肥料を通常の半分以下程度に
押さえるようする必要があるようです。
(実際にやった経験上からの感覚なので、自信はありません)

初歩の入口の質問ばかりですみませんでした。
今日、別の友達(左官屋)から大型のフネを三つ程借りて来ましたので、明日から「納豆ボカシ」をフル生産すべく準備完了です。
結果は後日、必ず報告しますね。
吉と出るか否か、乞うご期待。

お久しぶりです。おっちこちょいの隼です。

お陰さまで、第一陣(衣装ケース大一個)は、何とかかんとか無事完成を見たようで、本日、米袋に保存しました。追加で、後三つあります。

初回分は、朝、夕、と夜中に全て手で撹拌しチョコミント氏の各人への回答を見ながら「あーでもねー、こうでもねーなー」と試行錯誤しながら出来上がったと思います()。有難う御座います。

実は、これから増産するぞと思った日に大雨が降り、低温続きで発酵が停滞し、中々温度が下がらず三週間近く掛ったんだろうと思いました。
又、我が家の側の側溝が溢れ畑一面水浸しになり、その後も雨降りで耕運機が駆けられない状態が今日まで続いていて、せっかく搬入した完熟牛肥も(四立米)シートを被っていまるトホホな状態です。

追記、糠に加水する作業は、何かそば打ちの「水回し」の様で面白い感じですね。
それでは、またの報告までお待ちください。

隼さん

態々のご報告ありがとうございます!
そちは大雨のようで、予定が狂っちゃって大変ですね!
こちらはまとまった雨が降らず、猛暑の日々で
菜園の野菜達はヘロヘロ状態になっています!

なかなか思うようには行かないですが、
めげずにお互い頑張りましょう!

度々の質問で恐縮なんですが、是非とも御教授お願いします。

此方も一週間ぐらい前からやっと晴天が続き毎日三十度超えの毎日です。
そこでなんですが、新たに発酵中のボカシなんですが、どうも水分の抜けが早い様で、四日~五日でパサツク様になり自分的には「一寸早すぎなんじゃない?」と考えて水分補給をしましたが(二日間)如何なんでしょうか。
尚、雨除け場所は有るのですが直射日光をマトモに受けます。(シーツ等で遮っているつもりです)

夏季の作成の注意点が有れば教えて頂けると幸いです。

隼さん

4~5日でバサつくのは少し早すぎですね!、
気温が高すぎる事に加え、直射日光が直接当たっているようなので、
乾燥しているように思えますね!

そんな場合は、ジョロで水分を少し加え、
発酵しやすい水分状態にしてやる必要がありますが、
ボカシの匂いを嗅いで発酵程度の目安をつけるのが良いです!
(慣れると難しい事ではありませんよ)
気温が高いこの頃ですから、
水分を加えつつ1週間~10日経てば大体完成と考えても
いいと思いますよ!

>夏季の作成の注意点が有れば教えて頂けると幸いです。
コンクリートの上に直接置くのを避け、ブロックなどを敷いて
底部の風通しを確保するとか、
直射日光が当たらなない場所に置くのがいいですが、
もしムリでしたらヨシズで日除けをしてやるなどして
温度が上昇しすぎないように注意するぐらいだと思います。
百均のヨシズでOKですよ!
(シートを被せるとムレるので良くないです。)

早速のご回答有難う御座います。
本日、百均で遮光ネットを買って設置しまし、水分補給も行いました。
直射日光はどうなんだろうと気になっていましたが、やっとモヤモヤが晴れた様です。
匂いは、三日目位からより強く感じられますので、これが多分発酵臭なんだと自己判断してますが良いのでしょうか?
色の変化も一つの判断材料として考えても良いのでしょうか?
変化の過程は「生ヌカ(黄土色)→うすーい茶色に変化(匂いのがより強くなる)→段々水分が抜けてパサパサになってくると同時に温度が下がってくる→完成間近」こんな感じで宜しいのでしょうか。
今回(14日)はパサパサなのにヌカ床の中心温度が高いし水分の抜けが早すぎると思い「これはなんか変だな~、御聞きした方が間違いない」となった訳です。
何せド素人ですので、これからも御厄介を掛けると思いますが宜しくお願いします。

隼さん

>これが多分発酵臭なんだと自己判断してますが良いのでしょうか?
>色の変化も一つの判断材料として考えても良いのでしょうか?
そうですね! そんな感じで大丈夫だと思いますよ!

初めて投稿させていただきます。
うちが借りてる菜園は、病原菌が蔓延していて、野菜がすぐ病気になるため、病原菌抑制と、米糠は果菜に好適な肥料と思いまして、納豆菌ぼかし作りを行っているところです。作り始めて3日目ですが、ほかほかと温かく、楽しい気分になってきました。
そこで教えて頂きたいのですが、病原菌抑制のために、1~3月くらいに畑に何回も入れようと思いますが、この場合の入れる量は、多めに入れても大丈夫でしょうか。また、元肥として入れる場合の量についても教えて頂けると幸いです。誠に不躾なお願いで恐縮ですが、御回答の程、宜しくお願いします。

トカゲノシッポさん

訪問ありがとうございます!
病原菌が蔓延しているので抑制の為に
米糠納豆ボカシの投入を予定されていらっしゃるようですが、
残念ながらそのような目的での使用の効果は薄いと思います。
(納豆菌による他の有害菌の駆除効果は微小ですから・・・)

少々多めにすき込むのは大丈夫ですが、
逆に肥料過多となる為にアブラムシの発生が
酷くなることなどの弊害も考えられるので
使用量は土壌の状態をみての判断になると思います。

病原菌が蔓延している場合の効果的な対応としては、
土壌消毒剤を使用するのが一番だとは思います。
しかし、私は無農薬有機栽培志向を目指しているので
(薬剤を使用しない為に)そのへんの事に関しては詳しくありません。
(家庭菜園で農薬や薬剤を使用するのも
 本来の目的から脱線することになりますし、
 あまりおススメの方法ではないように考えております)
他の方法としては、
夏場に土壌にビニールシートで被せて太陽熱消毒する方法もありますが、
基本的な方法としてはご存じの通り、
連作をさけ、輪作するという方法になりますね!

私も毎年トマトなどの青枯れ病などに悩まされつつ苦戦している所ですが、
土を入れ替えるか、或いは3年ぐらい休ませるか、
など方法は思いつくものの実行するまでには至っていません。

チョコミントさん 早速の御回答有難うございます。
わたしは、1月2日に納豆ぼかし作りを始めまして、最初の3日間は保温用にお湯を入れたペットボトルを4本入れておきました。3日目くらいから体温くらいの温度になり、それ以上には上がらなかったのですが、9日には温かみが殆ど感じられず、サラサラした感触になりました。温度もそれほど高くならず、8日目で温度が下がってしまったわけですが、これでもボカシが完成されたと考えてもよいでしょうか。なお、このボカシには、かなり臭いがあります。再度お手数おかけして申し訳ありませんが、宜しく御回答お願いします。

トカゲノシッポ さん

8日間は、ちょっと早いように思いますね~
多分、水分が少なくなった為に発酵が止まった状態だと思います。
ジョロで少し水分を加えて混ぜると、再び発酵が始まって
発熱すると思いますよ!

どのような匂いがしますか?(例えて言うならばどんな匂い?)
冬場なので腐ることは殆ど無いはずですが、
もし腐敗臭がするようであれば、何か原因がある筈ですが・・・

再度の御回答有難うございます。米糠の臭いは腐臭ではありません。臭いは、醤油でも味噌でもなく、アルコールでもなく、うまく言えませんが、今まで発酵中にしていた臭いです。少しお湯を入れて再度発酵を図ってみます。

トカゲノシッポ さん

>発酵中にしていた臭いです。
腐敗していないようなので、大丈夫そうですね!
少し水を加えてしっかり撹拌してやると
再度発酵が始まって発熱する筈です!
あと一週間ぐらいで完成すると思いますので、
頑張って下さい!

お久しぶりで訪問させていただきます。
作った納豆菌ぼかしをナスの栽培に使用したところ、劇的効果が出ました。昨年は、ナスを5株ほど育てましたが、病気にならなかったのは1株だけです。今年は、ナスを2畝にして合計11株植え、畝の端にぼかしを多めに置いたところ、幅の広い畝の2株だけが病気になり、幅の狭い畝のナスは全く病気になりませんでした。これは、恐らく、幅広の畝では、ぼかしと株との距離が大きいためにぼかしの効果が低減したのではないかと思います。ともかく、去年までの栽培状況を考えると、信じられない成果です。隣の畑の人も、私の成果を見て、今冬にぼかしを作って来年から使用する予定のようです。
素人が有機栽培を試みると、ナス、トマト、キャベツ等が、次から次と病気になり、苗の代金、肥料代、労力が大変な無駄になりますが、今回初めて少し光明が出てきた思いです。大変、有難うございました。

トカゲのシッポさん

丁寧にありがとうございます!
ナスに効果があったようで、良かったですね~
>ナス、トマト、キャベツ等が、次から次と病気になり、
>苗の代金、肥料代、労力が大変な無駄になりますが、
土が新しい時はあまり問題はないのですが、
毎年、土質を健全に保ち続けることは非常に難しいと思います。
CMは時々 モミガラ燻炭をすき込むなどしていますが、
何年やっても思うようにはならなくて毎年
四苦八苦しています(笑)
(モミガラ燻炭はHCで買うと少量の割には高いので、
 JAから大量に買うようにしています)

サイト主様、初めまして

有機質肥料で手作り出来るボカシ肥に興味があったので色々と検索しましたら、一番簡単に出来そうなやり方でしたので拝見させて頂いております
先に拝見したヨモギ発酵液ボカシや天恵緑汁ボカシよりは発酵材が納豆で良いので敷居が低くて助かります
当方、庭が無く市民農園の抽選にも当選出来ずに、プランター菜園で慎ましく栽培しておりますが、化成肥料系のみの元肥や追肥なので堆肥をすき込んでも短期間で土がパサパサになります
ボカシ肥を使えば少しはフカフカの土になるでしょうか?
あと、プランターだと何十キロも必要では無いのですが量が少なすぎても出来るでしょうか?
程良く発酵が進む最低量が知りたいです
質問ばかりで申し訳ありませんが宜しくお願いいたします

プランター菜園さん

訪問ありがとうございます!

>ボカシ肥を使えば少しはフカフカの土になるでしょうか?
フカフカにさせるには、
市販の「花と野菜の土」や「バーク堆肥」を混ぜ込む方が効果的だと
思います。

>量が少なすぎても出来るでしょうか?
もちろん出来ますよ!
少なくてもバケツ一杯ぐらいは必要だと思います。
でもプランター栽培の場合だと、米糠納豆ボカシは私はオススメしません。
私的は理由ですが、
米ヌカには特に注意すべき危険な無機ヒ素分が含まれているので、
土量の少ないプランターに投入すると、
折角安全安心目的で栽培した野菜が
逆にヒ素を含む危険性が高くなってしまうと思えるからです。
ヒマラヤの水にはヒ素が含まれているので、
長年飲むと中毒になるのと同じような気がします。
詳しくはこちらのサイトを参考にされて下さい。
http://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/kome/k_as/qa.html

チョコミント様、早速の返答有難う御座います

教えて頂いたサイトの米糠のヒ素の危険性につい
拝見させて頂きました
畑栽培と違う土量が少ないプランターでの土壌濃縮には指摘されるまで考えが及びませんでした
油粕や発酵鶏糞等の有機質肥料の方を考えてみます
また、教えをこいたいのですが、常用肥料としては使いずらいかもしれませんが、興味のあるダンボール生ゴミコンポストの手製発酵材としてなら使用量が少ないので問題が無いかと思うのですが所見の方は如何でしょうか?
プランターで使う場合は市販のボカシ肥でも同じ様な懸念はあるでしょうか?
プタンター栽培では畑栽培と違い水遣りでの肥料持ちが悪くなり土も短期間で固くなりやすいので
堆肥や腐葉土の資材費がかかるから安く手作り出来るボカシ肥がよかったのですがやはり制約があるのが残念です
次の抽選まで2年程ありますので次こそは農園での栽培にボカシ肥を使いたいです
お返事をお待ちしています

プランター菜園さん

>ダンボール生ゴミコンポストの手製発酵材としてなら
>使用量が少ないので問題が無いかと思うのですが
もともと土壌に微量のヒ素は含まれていますし、
少量使うのであれば問題ないように思えます。
落ち葉などを使った堆肥作りをする時も
米ヌカを使っているし、
使う量の問題ではないかと思います!

>市販のボカシ肥でも同じ様な懸念はあるでしょうか?
米ヌカを使ったボカシ肥であれば、
おそらく同じ事がが言えるのではないかと思います。
ちなみにですが、
堆肥類や野菜培養土なども輸入品などもあるので、
どのような有害物が含まれているかと言ったことは
分からない面があるので、ある程度信頼できそうな
製造元を選ぶ方がいいかも知れません。
(私は、野菜残渣や雑草などを使用して作っている
自家製堆肥を主に使うようにしてます)
他にも、養鶏場では抗生物質を使用しているので、
当然鶏糞にも含まれています。
しかし抗生物質は発酵熱で分解するので、
完熟鶏糞を使うようにすれば大丈夫のように思います。

安全安心の野菜作りを目指すのは
色々と苦労があって大変だと感じていますが、
是非頑張って下さい。

チョコミント様、早速のお返事を有難う御座います

自分より、ずっと菜園の実績と経験が豊富なチョコミント様の含蓄のあるアドバイスを頂きましたの
生ゴミ堆肥用の発酵材として作って少量づつ使用してみます
自分の住んでいる町でも生ゴミの減量化の施策として町が盛んに堆肥化のやり方や資材等を補助や情報発信しておりまして、休耕地の市民への貸し出しなどもあり家庭菜園が盛んです
近くの農園を見に行きますと区画が狭いながらも皆さん色々と工夫して無農薬栽培しているのをみていると本当に羨ましい限りですが、当分の間は
教えて頂きましたボカシ肥でコンポストをやってみます
うまく行きましたらご報告申し上げますので、これからも役立つ情報を発信して頂けましたらありがたいです

教えて下さい。ぼかし肥料を年末から混ぜて1月中頃までに出来たと思いそのまま米作袋を開いて2枚被せて置きました。1月になりますがカビが固まっています。このままでは使えないかと思い米袋に入れて
ベランダに出しています。使えましょうか?対策が有れば教えて下さい。

篠崎明宏さん

コメントで質問くださっているのに気付かず、
コメ返が遅くなって申し訳ありません
(引越し先のPOTAGER GADEN & DIYの方ばかり更新しているので
そちらの方へコメント下さるとありがたいです
コメント内容と関係ない記事だとしても全然構いませんので)

ボカシを作った場合は出来るだけ早めに使い切るのが
いいですが、乾燥状態が良くなかったり通気性が悪い状態で
保存するとカビが生えることがあります
納豆菌の白いカビだと問題ないのですが、
青色や緑色や赤っぽいカビの場合は使わない方が宜しいかと思います

>使えましょうか?対策が有れば教えて下さい。
私も過去にそのような経験がありますが、
全て処分しました カビにもよるとは思えますが
猛毒を持っているカビだとしたら
育った野菜が養分と一緒に吸収するかも知れないし
発癌リスクなどを考えると、
廃棄されることをおススメしたく思います
 
(唯、カビ毒については私は詳しくないので、
カビ毒に詳しい方の意見や情報があれば
そちらの方の情報を優先されて下さい
でも、あくまでも自己責任で!とはなるでしょうが・・)

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